精神科のご紹介
診察や検査で異常がないのに、体調不良が続いて苦しいという方、うつ病やパニック障害の治療が効果があるかもしれません。他にもメンタルヘルス全体について、出来る限り時間をかけてご相談に乗らせていただきますのでお気軽にお尋ね下さい。
当院脳神経外科と連携
脳出血や脳梗塞などの病気では、脳の血管が障害されますが、このとき脳の中の気分や感情にかかわる部分が影響を受けて、抑うつ状態が現れることがあります。そして、これに脳卒中を起こしたことによる生活環境上のストレスが加わるとうつ病が発症するといわれています。脳卒中後のうつ病は高頻度で発症しているにもかかわらず、なかなか気づかれにくいのが現状です。それは、脳卒中後にみられる抑うつ症状が、このような重大な病気を起こしたことによる心理的反応だと考えられがちであること、また、脳卒中後のうつ病でみられる意欲や活動性の減退といった症状は、脳卒中後には一般的にみられる症状であるため、病気による症状の1つであると考えられてしまうためです。
当院では、入院時より脳卒中後の意欲の低下等気分的な変化が続くようであれば、
積極的にうつ病の発症を疑い、うつ病の可能性があれば早期に治療に取り組んでおります。
精神科リエゾンによるサポート
「精神科リエゾン」は、身体疾患に伴うさまざまな心理的問題をチーム医療のなかで扱おうとするもので、リエゾン精神医学・リエゾン精神看護の理念に基づいて提供される包括的な医療サービスを意味します。医師、看護師だけではなく、さまざまな診療科・多職種と密接な連携をとりながらチーム医療に貢献する臨床形態が特徴です。